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2009年05月26日

●結婚式のブーケトス

●結婚式のブーケトス

















たしかに!

その気持ち理解できます>斉藤真紀子さま






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http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1267003.html


「結婚式のブーケトスは、独身女性に対する人権侵害だ」「結婚はいい、と押し付けるな」…ブーケトスの苦痛に怒る女性たち

1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2009/05/25(月) 16:24:51 ID:???0

★ブーケトスは人権侵害だ AERA5月25日

──まず最初に、私は嫉妬しているのではありません。結婚する友人を祝いたい気持ちでいっぱいです。でも、あの時間だけは許せないんです。──

チャペルの外に出た。「独身女性のみなさ~ん」 ついにきた、あの時間。 先日、出席した結婚式で、私(35歳・独身)は気づかぬフリをキメ込んで、よそ見をしていた。なのに周りの既婚者に「ほらほら」と背中を押された。あんまりイヤそうにすると、祝福ムードに水をさしちゃう。
だから、キャーとか言って参加した。そう、ブーケトスの時間。

心の中で「ブーケがこっちに飛んできませんように」と祈った。だって、受け取ったら最後、こうとどめを刺される。「次、がんばってね」これって、職場で同じことをしたら、セクハラじゃない? 結婚式だから許されているこの習慣、何とかならないの。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090525-00000002-aera-soci

そう思っていたら、東京都内で出版社勤務のレイコさん(29)に会った。話を聞いて、
のけぞった。レイコさんは昨年10月、静岡に住む友人の結婚式に出た。すると突然、
披露宴の途中で、自分の名前を呼ばれた。「前に出てきてくださーい」司会者の声に
席を立つと、みんなが一斉にこちらを向いた。「あの人だれ?」という視線が痛かった。
スピーチは頼まれていない。何だろうと思っていたら、司会者が「花嫁からの花束贈呈です」
と言った。「これって、もしや究極のブーケトス? それも、『名指し式』じゃないの!」
と思いつつも、精いっぱいの笑みを浮かべて前に出たら、腕にブーケの重みがずしり。
司会者が「新婦から感謝をこめて」と言うと、背後から拍手が起きた。

30歳を前に、周りは結婚ラッシュ。この6月までに、半年間で8人が挙式する。
レイコさんは仕事一辺倒で、いまのところ結婚の予定はない。ボーイフレンドもいない。
友人の結婚はうれしいし、祝福もしたい。なのに、ブーケをもらって後味が悪いのは、
どうして?ブーケトスにワクワクしたころもあった。24歳のとき、兄の結婚式で、
ブーケをつかまえようと、必死にジャンプしたっけ。でもいま、ブーケトスは苦痛だ。

「ブーケをキャッチしても、結婚できるなんて誰も信じていないのに、いったい何のために
やっているの?」そうそう、私も常々思っていた。盛り上がっているのは、幸せの頂点に
いる花嫁だけではないかと。ブーケトスは、「私も続きたい」と独身女性に言わせることで、
花嫁が幸せを再確認したいイベントじゃない?

都内の美容コンサルタント、ミカさん(37)の話も、なかなか強烈だった。 昨年12月、
後輩の結婚式に呼ばれたときのこと。前日は仕事で夜が遅かった。神奈川県にある、
海が見える式場までは、電車を乗り継ぎ、ひたすら遠かった。式場にすべりこんだときは、
まさに披露宴が始まるところだった。スピーチを頼まれていたミカさんは、ぎりぎり
セーフと胸をなでおろした。
だが……。
ふと顔をあげると、知っている顔も知らない顔も、こちらを向いて、ミカさんの名前を
呼んでいる。「どこに行っていたの? みんな心配していたのよ」 えっ? いったい何?
よく聞けば、チャペルでの結婚式のあと、ブーケトスがあった。そこで、独身女性の
名前が次々に呼ばれ、その場にいなかったミカさんの名前は、マイクで連呼されていた
という。ブーケトス「点呼型」だ。「まったく。センスなさすぎ」ここまで来ると、
センスの問題を通りこして、人権侵害にあたると思いませんか。

編集者のマリコさん(36)は3年前から、結婚式に出ていない。お祝いしたくないわけ
じゃない。個別にプレゼントを贈ることもあるし。けれど、式だけは断固拒否する。
きっかけは、同僚の結婚式だった。変形型の「ブーケプルズ」だ。リボンを引っ張ると、
よりによってブーケが当たってしまった。「次はマリコちゃんだね」と声援が飛んだ。
拍手の中、マイクを握らされた。何か感想を言え、ってこと?〈私も結婚したい。頑張ります〉
模範解答はこんな感じ? でも言えない。

実際は、「ありがとう」とだけつぶやいた。お祝いにふさわしい、ニコニコ顔で。
「『結婚なんてしちゃって!』なんて皮肉は、花嫁に絶対言えない。こちらがお祝いの
空気を読んでいるのに、どうして、こちらのことは少しでも思いやってくれないんだろう」

結婚するもしないも、時期も事情もさまざま。なのに「結婚はいいよ」「幸せになりなよ」
と押し付ける。ブーケトスはその象徴だ。自分が独身だった時代もあったのに、
「結婚ハイ」で、無神経になる友人。がっかりして嫌いになるのが怖いから、もう結婚式には
出ない、と決めた。「まあ、そこまで怒らなくてもいいのでは」という意見もあるだろう。
しかし、結婚しない30代への風当たりは日ごろから強い。既婚者と未婚者を区別する瞬間、
既婚者が勝ち誇って見下すような視線。マリコさんは言う。「結婚しないとダメ人間と
責められている気がする」私自身も、2年半前に母をがんで亡くしたとき、複数の人に
こう言われた。「結婚相手や孫の顔を見せてあげれば、お母さんももっと長生きできたん
じゃない?」母や私を心配し、支えてくれた人たちの言葉に、悪気は微塵もない。根底に
あるのは「結婚すればあなたは幸せ、それを見れば親も幸せ」という「結婚原理主義」だ。

生前母は、私と妹に向かって、「あんたたちは、カノウ姉妹ではなくて、(結婚できない)
フカノウ姉妹」とからかっていた。そして、入院したときは、こう言った。「つきっきりで
面倒みてもらえて、独身娘たちに感謝。子育てしてたらこうはいかないよね」
その言葉に今、ちょっと救われている。
みんないろいろあるから、世の中って楽しい。私は何があっても、結婚式でブーケトス
だけはやらない。結婚するかどうかはまだわからないけど。(文中カタカナ名は仮名)
編集部 斉藤真紀子(以上、抜粋)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090525-00000002-aera-soci







  

Posted by fattori at 20:22Comments(0)すごい